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歴史を知る

白欠地域の炭焼き窯

画像:白欠地域の炭焼き窯

 白欠地域の南西の山中に、白欠地域の炭焼き窯があります。炭焼きは木材から「炭」を作る作業で、秋田県内の各地で農家の副業として盛んに行われてきましたが、現在は炭焼きを行う地域も少なくなってきました。白欠自治会は「地域みんなで楽しめるものを」と、平成19年度(2007年)、国の中山間地域等直接支払交付金を活用し、土壁づくりの炭焼き窯を作りました。自治会メンバーは、炭焼きを見た記憶はあっても実際の経験者はいませんでした。そこで鹿角市大湯の炭焼き経験者に指導してもらいながら窯を制作し、最初の炭焼きで約200本の炭を作ることに成功しました。

 炭焼きは農閑期の冬場に行うことが多いのですが、白欠地域ではお盆期間を中心に作業します。炭焼きの工程は大きく「木材(ナラ、栗、雑木)の切り出し」、「窯の火入れ」、「炭出し」の3つに分けられ、一番大変な作業が窯に木材を入れて火入れする作業です。窯に火入れして3日間は24時間体制で火が途絶えないように見張る必要があり、現役で働いている住民も多いため、人が集まりやすいお盆に交代制で火入れ作業を行っています。
 
 火を炊いている間は窯の煙突から白い煙がもくもくと立ち上がり、やがて煙の色は浅葱色(あさぎいろ)に変化していきます。こうなれば完成間近。窯の入り口を閉じて、木材の炭化を待ちます。完成した炭は白欠地域で自家消費したり、鹿角市の行事にバーベキュー燃料として寄贈したりしていますが、平成26年(2014年)に作ったピザ窯では大変重宝され、地域交流の場で白欠地域の炭は活躍しています。
 
2016年3月31日掲載

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