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歴史を知る

馬子平(まごだい)

画像:馬子平(まごだい)

 鹿角市甚兵エ川原(じんべえかわら)地域にある「鹿倉崎(かくらさき)グラウンド」を見下ろすようにそびえる山、馬子平(まごだい)は、その昔、農耕馬の放牧場として利用され、その後、放牧場を開墾して作った畑にビート(砂糖大根)が植えられていました。ビートは、砂糖を取ることができる作物で、当時は農協へ売られていました。

 当時はビートしか植えていませんでしたが、ビートを植えたことによって畑の土質が良くなり、他の野菜も植えられるようになったそうです。

 馬子平には、4、5年前(平成24年現在)まで甚兵エ川原地域の生活用水として使われていた湧水があります。その湧水は、地域の方々に「馬子平の井戸」と呼ばれ、親しまれてきました。
現在は、上水道が通り、馬子平まで登らなければ飲むことができませんが、「あの湧水は美味しかった」と住民が話すように、当時は水を汲みにくる人も多く、地域外から喫茶店や食堂の人も汲みに来るほどでした。また、農耕馬が放牧されていた当時、この井戸の水が馬ののどを潤しました。

 今は畑や放牧は行っていませんが、馬子平はかつての甚兵エ川原の生活を支えた、かけがえのない地域のシンボルとなっています。

平成24(2012)年5月掲載


【関連リンク】産地直送ブログ
鹿角市甚兵エ川原のお宝! 馬子平の井戸(2012年12月掲載)

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