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語りを聞く

椿台集落会代表(平成23年度) 鈴木春一さん

画像:椿台集落会代表(平成23年度) 鈴木春一さん

  鈴木春一さんは、長く集落会の役員や副代表を務めた後、2008年に代表に就任し、それから現在まで4年間代表を務めています。この4年の間に起きた2度の大地震、直接的な被害は少なかったとはいえ、水道が使えなくなったり、停電が起きたりする中、集落の見回り、安否確認、水濁りの確認、役場への連絡、各家庭への給水体制の整備、独り暮らしの高齢者の避難、水の宅配の決定など、次々と起こる非常事態の対応を行いました。

 
 それでも「苦労は何もない」、「役員の統制がとれている」と春一さんは言います。役場職員や民生委員、消防団をしている人が役員をしており、そうした集落内の情報共有のしやすさも円滑な運営に一役買っています。
 
 春一さんが心掛けているのは「できるだけ一人ひとりの持っているものを活かして、他人の真似をしないで集落を運営していくこと」、皆の個性を活かした地域づくりを目指しています。
 
 住民の高齢化が進む中、「住民の健康が一番心配だ」と春一さんは言います。そこで、月一回の「いきいきサロン」への参加の呼びかけを計画しています。また、2011年度に「まるごと自然館」の裏手にある、集落を見下ろせる道路沿いに植えた桜の木を、2012年度は更に増やしたいとも考えているそうです。地域の人たちが交流できる場を大事にしていきたい想いが伝わってきました。
 
 しっかりした地域の「土台」、「守り」が受け継がれています。
 
2012年5月掲載

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