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名産を買う

かゆもち(若畑もち)

画像:かゆもち(若畑もち)

 秋田県内では冬の保存食として、四角い形に切られた「干し餅」がよく作られています。若畑でも「かゆもち」という名の保存食が作られていますが、その形、大きさは干し餅とはまったく異なります。別名「若畑もち」とも呼ばれるかゆもちは、おかゆのように溶けるまで煮込んだもち米を、丸い形状にして、寒の時期に凍らせて乾燥させます。完全に乾燥したかゆもちは、油であげて砂糖をまぶせば、素朴ながら美味しいお菓子になります。

他の地域では見ることのできない大きさと形の「若畑もち」、紅葉まつりでも人気の逸品です。直径20cmほどの大きな円い型のかゆもちが、集落の軒先にぶら下がれば、それは若畑が一番冷え込みを迎える時期。かゆもちが家々にぶら下がる風景は、若畑の冬の風物詩となっています。しっかりと乾燥させるためには、凍らせる時期や期間を見計らうのが大事です。手間と時間もかかるため、今では若畑でも貴重な「ふるさとの味」となっています。

2011年4月掲載

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