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名産を買う

小さな村の小さな物産市・若畑紅葉まつり

画像:小さな村の小さな物産市・若畑紅葉まつり

 国道398号から若畑へ続く峠道には、「元気村・若畑集落」と描かれた木の看板が立てられています。「この山の上まで100人、200人と人を登らせてきたら面白いのではないか?」……旧皆瀬村時代に、村役場からの提案で始まった小さな村の小さな物産市・若畑紅葉まつりは、平成22年(2010年)で15回目を迎えました。毎年10月の第2日曜日に開催されています。

 この日は、若畑の人々がいつも食べている料理が観光客に提供されます。無理して特別なことをするのではなく、自分たちでできる方法で観光客をもてなそう……そんな思いから生まれた若畑の「手作りみそ焼きたんぽ」は、イベント一番の人気商品。

今ではみそ焼きたんぽを目的に若畑を訪れるリピーターも出るほどです。その他にも、いものこ汁、イワナの塩焼き、朝採り野菜、天然のきのこ類にその年の新米、そしてよそでは見たこともない大きな丸い干しもち「若畑もち」も手に入れることができます。
 
 集落のお母さんたちによる手作りの漬物も好評です。旧奥宮小学校の若畑分校から譲り受けた学校のイスに座りながら、のどかな若畑の風景を眺めていると、ゆったりした時間を過ごせます。

お話上手な若畑の名物おじいさんは、きのこ取り名人でもあります。貴重な天然きのこを買い求める常連客とおじいさんとのやり取りは、もはや話芸の領域。「家族のように接してくれる」と話す観光客の声からも、風景や味覚だけでなく若畑の人々との触れ合いが紅葉まつりの魅力となっています。
 
 平成22年(2010年)は300人以上が若畑を訪れ、小さな村の一本道は車の往来が切れることなく続きました。

秋の観光シーズン、小安峡温泉へ向かう観光客が国道398号線に設置された看板に魅かれて、ふと立ち寄れば、赤、黄色、オレンジ……色鮮やかな若畑の風景が広がります。すこやかな秋のひとときを過ごせる小さな村に一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
2011年4月掲載

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