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歴史を知る

西蔵寺の山門

画像:西蔵寺の山門

-西馬音内城で唯一残存する建造物-

 西蔵寺の山門は歴史を感じさせる重厚な門ですが、それもそのはず、西馬音内城の焼け残った大手門を移築したものと伝えられています。
 慶長6年(1601年)、小野寺氏は退去する際に自ら西馬音内城に火を放ちますが、その後焼け残った城門が移築され、西蔵寺の山門になったと伝えられています。
 
 後世の修理によって改変がありましたが、昭和57年(1982年)にそれまでの様式をとどめ復元されました。建物の様式や伝承から十六世紀中ごろの遺構とされていますが、詳しい年代は分かっていません。

西蔵寺は小野寺氏の菩提寺として、小野寺一族や縁者の墓を今日まで大切に守り継いできました。歴史や建築学の対象としてだけでなく、羽後町でも屈指の古刹として、また歴史の証人として、人々の尊敬を今も集めています。
2010年8月掲載

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