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歴史を知る

岩崎地区自治会議

画像:岩崎地区自治会議

  半世紀前までの湯沢市岩崎地域では、住民同士の対話をするための常設テーブルが置かれていなかったことから、意見のぶつかりあいや、地域としての合意形成が難しい場面などがしばしばあったそうです。

 「このままでは、自分たちの将来が心配」と当時の6町内から青年会OBの15名が賛同し、昭和45(1970)年、「千年友和会(ちとせゆうわかい)」を立ち上げます。昭和50(1975)年から、何でもとことん話し合おうと毎月1回「住民会議」を実施し、そこから出てきた生活、地域課題は役員に任せきりにすることなく、各町内から2名以上の部員を選出して構成する各専門部を設け、課題解決のための事業を行ってきました。
 長年こうした方法の積み重ねで大小の課題を解決してきたことにより、地域の話し合いはスムーズに進められるようになりました。

   ところが、千年友和会は一定の役割を果たしたとして、平成4(1992)年に解散。事務局が稼働しなくなったことで、住民対話がなくなり地域課題が見えてこない、住民へ提供する情報もなくなるという状態が3年続きました。「地域力」がなくなったことを感じた友和会OBたちは、各町内会長と話し合いを続け、平成12(2000)年、町内会の連携組織「町内協議会」が発足しました。そして翌13(2001)年、地域内の各団体と連携した「岩崎地区自治会議」を立ち上げました。地域の状況の変化に対応し組織を見直すことを始めたのです。
   平成20(2008)年には、湯沢市ふるさとふれあいセンターかしま館(地区センター)がオープンし、岩崎地区自治会議が市の指定管理を受けます。

 住民同士の話し合いから出された声や課題を仕分けして整理しつつ、地域だけでは解決できない課題は市と年2回の対話の中で話し合い、常に地域の課題解決の目標に向けて動く。「岩崎モデル」と言われるこうした地域づくりの手法は、毎年途切らすことなく対話を繰り返しているからこそ、地域に定着しているのです。

                     
                         令和3(2021)年9月掲載

【お問い合わせ】湯沢市ふれあいセンターかしま館
●住所:〒012-0801 秋田県湯沢市岩崎字寝連沢9-4
●電話:0183-73-2904
●開館時間:午前8時半~午後10時(利用者がいない場合、早めに閉館する時があります)
●休館日:1月1日~1月3日    8月16日(岩崎盆踊り当日)
●公式ウェブサイト:湯沢市ふれあいセンターかしま館 

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湯沢市岩崎地域の共助組織で県道の草刈りが行われました(2021年7月掲載)
 
 

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