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歴史を知る

熊野神社の磨崖碑(まがいひ)

画像:熊野神社の磨崖碑(まがいひ)

  湯沢市・横堀地域の熊野神社境内に磨崖碑があります。
磨崖とは崖の岩などの表面を整えて、仏像や仏を表す文字が掘られた石造物です。古代から近世にかけて死者の追善や生者の死後の逆修供養(ぎゃくしゅくよう)を目的に造られました。
熊野神社の磨崖碑は高さ6.6m、幅4.8mの岩壁に、左右に2組の梵字や文字などが刻まれています。「元享2年(1322年)」と刻まれていることから鎌倉時代末期のものと推定され、当時、2名の尼僧が死後の逆修供養のために掘られたようです。
この磨崖碑は年代が判明しているものでは秋田県内最古・本州最北端のもので、仏教文化の伝播を知る上で貴重な史跡として昭和34年(1959年)に秋田県指定史跡となりました。

●所在地→横堀地域イラストマップ

■参考文献
『秋田県の歴史散歩』
『湯沢市ジオパークパンフレット小野・横堀』
2017年3月31日掲載

 

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