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語りを聞く

麓友会の活動

画像:麓友会の活動

 
   「麓友会」の歴史は長く、明治に設立された「三又麓友会」が前身となっています。 

 現在の麓友会を立ち上げた下タ村基作さんは、「三又建設」と「三ツ又温泉」を経営して地元に大きな雇用を生んだ功労者。また、会員・高橋登さんの奥さんが「三又旬菜グループ」の代表を務めることから、地域ぐるみの活動を展開させて、住民の豊かな生活を目指しています。
 
 昭和61年(1986年)に会を発足させると、続いて昭和63年(1988年)には「麓友館」を完成させました。集落財産区の杉を売って費用をまかない、設計から工事までを住民が協力し合った手作りの拠点施設です。冬期間の憩いの場として人が集まるようになったことで、“村おこし”についても話し合われる機会が増えました。
 
 住民の希望は、「遊水の里」構想へと発展します。“石積み”の自然工法を用いて横手川の支流周辺を整備して、帰省する子供たちや観光客と住民とが交流できる空間にしようというもの。
 
 麓友会は草刈やクリーン・アップによって恵まれた環境を守りながら、イワナのつかみ捕りなど、たくさんの人が訪れるイベントを開催してきました。
 自然の中で生き、人との出会いを楽しむ暮らしが、三又の描く未来像です。

渓流祭のハイライト、イワナのつかみ取りの準備
 
 廃れてしまったお祭りを再生させるなど、集落の行事を充実させることも麓友会の取り組みの一つ。最近では2月に行っている雪中運動会が、大いに盛り上がっているそうです。
 
 その他にも麓友会では、「食」による地域づくりをさらに推し進めようとアイディアを練っています。お馴染みの“いぶりがっこ”はもちろん、山内人参の漬物、清流に育まれたお米などにも豊かな可能性を見出しているようです。
 
 特に人気を集めているのは「山内そば」。平成19年(2007年)からは遊水の里のイベントに併せて、水車の動力でそばを挽き、そば打ち体験や試食会が行われるようになりました。
三又地域の伝統野菜「山内ニンジン」や甘さと香りが自慢の地ソバ

 

2010年4月掲載

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