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歴史を知る

三又建設

画像:三又建設

 三又を照らす力強い応援団

 「三又の山はうっそうとしてて、手入れをしないと真っ暗なんです」そう地元の山を表現するのは三又建設の代表取締役を務める下夕村正樹さんです。

 三又建設は昭和29年(1954年)、電気の通っていなかった三又地域に『電気を通すため』下夕村さんの祖父が起業したことから始まります。本社を営業所もある便利な横手市に移さないのか?とよく問われるそうですが、「この会社は三又に育ててもらった会社、本社は三又におきたいんです」と下夕村さんは語ります。
 地元麓友会と三又建設のつきあいも長い。なぜなら下夕村さんの父、先代社長の基作さんは麓友会を設立した時のメンバーの一人。小さい頃から父とメンバーの姿をみてきた下夕村さんは「お祭りやってる印象しかないんですよねぇ」と、冗談を交えて話しますが、「この行き止まりの山奥では自分たちが楽しまないとだめ、何かしなきゃという想いの強い人たち」と麓友会を表現します。

三又建設の下タ村社長(右)と麓友会の高橋さん
 
 「麓友会にはいくらでも応援しようと思ってます」
 三又建設の三又への応援は、事業の数々が物語っています。本社に地域づくりの事務所を作り、山頂イルミネーションの設置、麓友館の建設に、三ッ又温泉の経営も下夕村さんが行っています。『会社が終わっても地域との繋がりを持つ人間であれ』がモットーの三又建設。消防団員を多く抱える企業として秋田県から表彰もされる三又建設は、『何をすれば地域と繋がりをもてるのか』それを自ら考える人間を採用し育てているのです。

先代社長が綴っていたアイデアノート
 
 下夕村さんは、今後は『五感で三又を体験してもらう』自然環境学習の場を提供したいという。学生の農業体験を受け入れている三又では、若者は住民にとって『明るさ』をくれる存在。麓友会会員の高橋登さんのことを「地域を明るく照らし、引っ張ってくれる存在」と表現する下夕村さん。「アイディアは親父ほどはないんですけど」と謙遜しながらも、先代・基作さんがやりたかったアイディアノートを眺めながら、三又へのバックアップを考えています。真っ暗な山に電気を通し、明かりを灯した三又建設。これ以上ない三又を照らす応援団です。

 

2010年4月掲載

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