横手市福島(ふくじま)地域では、毎年12月8日に「病焼き(やめやき)」を各家々で行っていました。病焼きは焼き餅を作り、そのなかの一つを真っ黒に焦がして川に流し無病息災を願い厄払いをする行事です。
平成29(2017)年に直売所「福島停留所」を設置してからは、住民が地域の集会所に集まり、焼き餅を作り、各家々に配布しています。餅はホットプレートで焼いてから福島停留所のストーブでもう一度焼き、香ばしく仕上げます。
住民同士が、顔を合わせるコミュニケーションの場としても、「病焼き」は良い機会となっています。
令和2(2020)年 7月掲載