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歴史を知る

NPO法人 森の王国サルパ

画像:NPO法人 森の王国サルパ

 森の王国サルパは平成22年(2010年)1月22日に設立されたNPO法人です。法人化してまだ日が浅いサルパですが、10年以上前から活動しています。名称の「サルパ」とは、拠点とする横手市増田町狙半内(さるはんない)の地名の由来となったアイヌ語、「サルパナイ(芦の茂る処、里、谷の意味)」から命名しました。ユニークな「森の王国」は、森林に囲まれた狙半内の環境と、小さな地域でも元気な空間(国)を作りたいとの思いからつけています。

 社員数は平成23年(2011年)時点で20人。拠点とする狙半内の上畑(かみはた)集落と滝ノ下集落の住民が参加し、ボランティア活動や行事の企画など、その活動は秋田県全域に及びます。森林ボランティアの団体登録もしており、平成20年(2008年)6月に北秋田市で開催された第59回全国植樹祭では、メンバーが何度も現地に足をはこび、マスコットキャラクター「森っち」の制作や募金活動に協力しました。

 さらに、地域内外の人々に体験学習の場も提供しています。メンバーが森の案内人として自然観察会や森林教室を行うほか、自然素材を活かした「ものづくり体験」も人気のプログラムです。松ぼっくりやどんぐり、クルミを使ったクラフト制作や、杉の小枝や葉を使ったアート制作や、ツリーハウス作りも指導しています。

 「面白いことをやろう」という思いのもと、サルパでは子供や大人に遊び場の提供を行ってきました。毎年2月中旬に狙半内で行われる、約10kmの雪の壁に灯りが灯される「幻灯(げんとう)」は、元々はサルパが始めた雪祭りが前身と言われます。集落のお祭りの運営やコスモスの植樹活動にも参加し、地域の先輩たちから「わら細工」を指導してもらう体験教室を企画するなど、地域に根差した活動を続けています。

 今後、サルパが目指すのは、災害に強い集落づくりです。積雪2mを越える豪雪地帯の狙半内は毎年が雪との闘いです。緊急事態に陥った時でも対応できるよう、集落と協力した雪害対策本部の立ち上げを平成23年から行っています。
また、法人として活動を継続していくために、森林整備事業の委託や体験教室の受け入れなど、自主的な資金調達を行っています。
狙半内の豊かな地域資源と、そこに住む人々の個々の技能、そして発想を活かした魅力ある山村づくりにサルパは取り組んでいます。

【お問い合わせ】NPO法人 森の王国サルパ
●電話 0182-45-9124
●E-mail sarupa.m@ebony.plala.or.jp
※お問い合わせ先電話番号には夕方以降つながりやすくなっております。
 

2012年5月掲載

【産地直送ブログ】
上畑・滝ノ下の伝統技術(わら細工・しめ縄)とふるさとの味(2011年12月掲載)
サルパの「秋の森林体験教室」へとお邪魔してきました!(2011年9月掲載)

 

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