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歴史を知る

ワカゼ小屋

画像:ワカゼ小屋

 ワカゼ小屋とは昭和初期、集落の若者たちが先輩から雪靴や縄綯いの手ほどきを受けながら、酒を酌み交わすコミュニケーションの場として利用していた藁小屋のことを言います。
若者たちは、自宅から丸太、カヤ、縄を持ち寄り、雪が降る前にワカゼ小屋を建てます。高さ4m
近くある三角形タイプで、大勢の大人が入れるので、冬場の農閑期の若者たちの交流の拠点となっていました。
当時は集落のあちこちにワカゼ小屋が立ち並んでいたそうです。

 時代の流れと共に、ワカゼ小屋は集落から姿を消していきましたが、平成16年(2004年)、上畑集落と滝ノ下集落の有志により、50年ぶりに集落の中心地にワカゼ小屋が復活しました。さらに平成22年(2010年)には、「NPO法人 森の王国サルパ」が、秋田県の「元気なムラづくりチャレンジ事業」によりワカゼ小屋の再現に取り組みました。

 残念ながら、平成23年(2011年)の豪雪により再現した小屋は半壊してしまいましたが、サルパでは冬場にわら細工体験教室を企画し、ワカゼ小屋での交流で学んだ知恵と技術を今後も伝えていく活動を行っています。

【産地直送ブログ】
上畑・滝ノ下の伝統技術(わら細工・しめ縄)とふるさとの味(2011年12月掲載)

2012年5月掲載

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