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歴史を知る

滝ノ下集落会

画像:滝ノ下集落会

 横手市の一番奥にある集落と言われる滝ノ下集落は、「集落に流れる滝の上には住んではいけない」という昔からの言い伝えがあり、その言い伝えを守り「滝の下流」に住んでいることから「滝ノ下」という集落名になったと言われています。

 滝ノ下集落は、西組、東組、新処(あらどころ)の3つの組で組織されています。それぞれの組のリーダーは「組長」と呼ばれ、その3つの組を合わせて「滝ノ下集落会」がつくられています。

 集落会では、道畔(みちくろ)刈り(路肩の草刈り)、滝ノ下神社の屋根の雪下ろしなどの維持管理、砂利道の道路ならし、アンテナの維持管理など、地域内の整備や、「3世代交流会」と言って、集落の方々の都合の良い日を1日選んで交流会を行っています。
3世代交流会では、滝ノ下集落の老若男女が集まり、集落の皆さんの日頃の疲れを癒してもらうために、様々なゲームを行って楽しんでいます。
路上カーリングや、集落マップを見ながらの勉強会、屋号当てゲーム、どこの家の子ゲームなど、集落の方々が仲良しだからこそできるゲームが盛り沢山です。

 また、狙半内(さるはんない)地域で行われている、「火祭り」という行事が、滝ノ下集落では数100年も前から欠かさず行われています。最近では神主さんが集落を周り祈祷しているそうですが、かつては「祈祷師」が各集落を順に周り、1年の安全を祈願したと言われています。「火祭り」という名称は、祈祷を捧げる際に祀る掛け軸に描かれた神様が、火を司る神様であったためではないかと言われています。

 「皆で協力し合って、そして皆で集まって飲めれば嬉しい」と、滝ノ下集落会の会長、尾張一夫さんは話します。
尾張会長の話の中には「みんなで」という言葉がよくありました。
その言葉や、尾張会長が滝ノ下集落のことを話す表情からは、滝ノ下集落会の団結力や、集落の方々の仲の良さがにじみ出てくるようでした。

2012年5月掲載

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