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風土を楽しむ

白岩小学校

画像:白岩小学校

 

 

-130年以上の歴史を誇る-

 「こんにちは!」初対面の人に対してまったく物おじしない子どもたち。
人の言葉に耳を傾け、自分の言葉できちんと答えられるしっかり者でいっぱいの白岩小学校には、子供たちの元気な声が響きわたっていました。
 明治7年に開校した135年の歴史をもつ白岩小学校は白岩の人間にとっては欠かせない存在です。平成21年(2009年)は新型インフルエンザが猛威をふるいましたが、白岩小学校の自慢は学級閉鎖を出さなかったこと。元気でたくましい子供たちがいちばんの自慢です。
 小学校の誇りの一つが、図書室の一角にある「菅文庫」。地元出身の菅さんご夫妻が毎年平均100冊の新刊の本を贈呈してできあがった文庫は朝読書の時間に欠かせません。40年以上も寄贈し続けてくれる菅さんの本を読んで、子どもたちは巣だって行くのです。地域の人々の希望である小学校は、地域の人々の応援によって支えられています。
 学校の入口にあるステンドグラスの郷土芸能「白岩ささら」は白岩の象徴の一つ。小学校では課外活動として「子どもささら」の練習場所を提供しています。子供ささら経験者の幹太君、由輔君、将史君は、この郷土芸能の魅力を「ざっざか(道化役)はみんなを笑わせるから楽しい!」「4人の息が一つになる瞬間がいいなぁ」「黒獅子が最後に決めるのがかっこいい!」と、それぞれが演じる役をしっかりアピール。ばらばらの感想を述べた子供たちですが、この言葉はみな一緒でした。
「ささら、かっこいいんです!」

白岩小の子どもたち
 
地域の郷土芸能の魅力をしっかり理解している子供たち。400年の歴史を持つささらが受け継がれていくのに、白岩小学校の存在は、今後も欠かせないでしょう。
 多くの学校が統廃合を経て、姿を変え名前を変えていく中で、白岩小学校のように開校当時から「白岩」の名を残している学校は珍しい存在です。白岩小学校は地域の「誇り」。白岩を担う人間はみな、この学び場から生まれ育ってきました。135年間、人々が紡ぎ続けてきた白岩小学校の歴史と誇りが詰まった小学校なのです。

白岩小の子どもたち

2010年4月掲載

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