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歴史を知る

農事組合法人 たねっこ

画像:農事組合法人 たねっこ

 「農事組合法人たねっこ」は、平成17年(2005年)3月に設立され、小種地域5集落の約130人の組合員で組織されています。

 それ以前は、個人主体の営農が行われていましたが、高齢化や後継者不足、大きな負担となる農機具への投資などに悩まされていました。

 そうした中、平成13年(2001年)より始まったほ場整備事業をきっかけに、「農事組合法人たねっこ」が生まれました。

 法人化されたことにより、農地の集約、機械設備の共同利用による営農コスト削減、無臭大豆「すずさやか」に取り組む転作地の団地化、ブロックローテーション(地域内の水田を数ブロックに分け、各ブロックを一年ごとに移動、循環して転作地として利用していく形態のこと)による土地利用型農業経営が確立されました。

 たねっこでは、後継者の育成や地域内雇用への取り組みも積極的に行い、地域の活性化に繋げる他、地元の子ども達に自然の恩恵や食べ物を作る大変さ、大切さを知ってもらうため、お米作り体験学習なども行っています。また、独自に取り組んでいた減農薬減化学肥料栽培が大手スーパーイオンの販売戦略と合致し、年間750トンの契約栽培へ繋がりました。彼らの取り組みをビジネスモデルとして参考にしたいと、全国各地からたくさんの農業関係者が視察に訪れています。

 今後は、遊休農地の解消や生産物の品目拡大による多角的経営の強化を目指すほか、また、自家生産した作物の加工・販売なども行う予定です。「大事なのは集落の今後をどうしていきたいか、という明確なビジョン」という理念のもと、たねっこは地域を支える「地場産業」として成長を続けています。

2011年4月掲載

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