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歴史を知る

余目のもてなし ”一戸一輝”

画像:余目のもてなし ”一戸一輝”

 

「一戸一輝」とは、地域の一人一人が輝くように、足元にある“きらりと光る宝もの”でもてなすという余目独自の取り組みです。“きらりと光る宝もの”とは、各家庭の手料理。イベントのときには主に協議会の婦人部で協力しあい、郷土料理を振舞っています。
 
 「一戸一輝」が誕生したのは、千葉県の「西千葉ゆりのき商店会」との交流がきっかけでした。初めて西千葉の皆さんを招く際、「都会の人に田舎料理を出すなんて恥ずかしい……」そんな思いが多くの住民の心の中にあったそうです。
 しかし都市部の方々に本当に楽しんでもらいたいのは、田舎の素朴な生活。澄んだ水や空気で育った食材を旬の時期に味わえることは、余目では当たり前です。きっと飾らない姿で出迎えることが、余目にしかできない最高のおもてなしの形だと気付いたのです。
 
 西千葉の方々のために特産の余目さくらそばや、一般家庭で作られるお漬物、煮物、和菓子などを用意しました。都会の人には珍しかっただろう甘めの味付けの料理も並びます。
 余目の皆さんの真心は、西千葉の皆さんの心にしっかり届いたようでした。
 
 加藤加一会長は、「着飾ろうとすれば立派なことはいくらでも出来るんですよ。西千葉の皆さんは、私たちが忘れかけていた余目の魅力に気付かせてくれました。」と話します。
 
 何もないと思っていた普段の生活の中に、実は魅力が溢れていたのです。
 
 婦人部の皆さんが作る家庭料理の数々は、どれもお店では食べられない心温まる懐かしい味がします。
「ありのままでいてください。」
 そんな言葉が皆さんの自信につながればいいな、と願います。
2010年8月掲載

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