画像:四ツ屋の梵天まつり

 大仙市・四ツ屋地域では、毎年3月第3週日曜日に「梵天まつり」が行われています。四ツ屋地域は10地区で形成されており、そのうち1区から6区までの地区で梵天が継承されています。梵天が奉納されるのは「四ツ屋神明社」「八幡神社」の2箇所で、八幡神社には5区のみが奉納しています。
梵天は、奉納する2週間ほど前に各地区で制作し、厄年の住民宅前へ順々に飾られながら奉納日を迎えます。四ツ屋地域の梵天は厄年の住民を祝う祭りのため、誰が厄年なのかを周囲に知らせるために行われ始めたと言われています。かつては女性が33歳の厄年を迎えると、梵天と一緒に福俵も奉納されました。
梵天まつりは、40年~50年前から行われており、町内によっては途絶えたところもありましたが、平成25(2013)年、市の補助金を活用し、途絶えていた町内の梵天を復活させ、新たに子供梵天も奉納するようになりました。梵天づくりには子供たちも参加し、三世代間の交流にも繋がっています。

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