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名物に触れる

真昼山地(まひるさんち)

画像:真昼山地(まひるさんち)

-何百年と生き続ける巨木たちの住み家-

 白岩に通じる県道285号線を進むと、集落の背後に悠然と構える奥羽山脈が目に飛び込んできます。奥羽山脈の一画、1,000メートルを超える山々が連なるこのあたりは、別名『真昼山地(まひるさんち)』とも呼ばれています。

 
 険しく厳しい山の環境は人を寄せ付けず、マタギなどの一部の人間しか足を踏み入れることがなかった真昼山地。今でも気軽に入山するには危険を伴う山です。しかし結果的にこの厳しい環境が15000ヘクタールを越える原生林を残すことにつながったといえるでしょう。真昼山地が『秘境』と呼ばれる所以です。
 
 真昼山地は杉、ヒバ、ブナ、ミズナラなどの天然の混合林であることが特徴です。そしてこの山の大きな魅力の一つが『巨木』たちの眠る山ということです。真昼山地の一角、担う白岩岳の中腹には、日本一のブナと呼ばれる老木が佇んでいます。何百年もの間、静かに過酷な環境下に耐えながら生きてきたこの老木は、林野庁が選定する『森の巨人たち100選』にも選ばれ、保護の対象となっています。
2010年4月掲載

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