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語りを聞く

天神町内会の活動

画像:天神町内会の活動

 「みんなでサポート~私たちの第二の故郷~」を活動テーマに天神町内会は、国際教養大学や上笹子の近隣集落とのきずなを大切にしながら、集落機能の維持と活性化を目的に活動を行っています。

「人と人とのつながり」を一番の宝に挙げる天神集落の人々は、鳥海の厳しい自然環境の中で、協力しあい生活してきた地域の歴史を大切にしています。冬に行われる雪上運動会や秋葉獅子天神あやとりなど、行事を行う時は必ず近隣の集落とつながりをもって活動してきました。

 天神町内会にとって大きな転機となったのは、2009年に行われた国際教養大学と由利本荘市による農山村集落の資源発掘プロジェクトです。

過疎に悩む地域の活性化の可能性を探るこのプロジェクトで、天神集落は国際教養大学や東京の大学生などを受け入れ、農家民泊を実施しました。この経験を通して天神町内会のメンバーは、これまで気付かなかった「地域のお宝」を知ることになります。集落の伝統芸能・天神あやとりや、何気なく自分たちが食べている伝統的な食文化が、若い学生たちの目には大きな魅力として映ったのです。

集落の魅力を再発見した天神町内会は、2010年、秋田県の元気なムラづくり“チャレンジ事業”に応募して採択され新たなステップを踏みました。その年の11月に行われた東京都・早稲田大学の早稲田祭で秋田県外で初となる天神あやとりを披露し、その後、鳥海地域をふるさとに関東圏で活躍する人々でつくる「ふるさと鳥海の会」でも天神あやとりを披露しました。公演依頼は増え続け、天神あやとりを媒体に集落外との結びつきを広げつつあります。

集落外のサポーターの協力を得ながら、天神あやとりを中心に活動の幅を広げる天神町内会。会長の小沼昇揮さんは「今後は地域の特産品の開発に取り組みたい。先祖代々の伝統食の発掘ができればおもしろいと思います。」と話します。人と人とのつながりを深めながら、天神町内会は一歩ずつチャレンジを続けます。
2010年12月掲載

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