由利本荘市赤田地域は、約7km続く県道69号線沿いに「上(かみ)」「中(なか)」「下(しも)」という名の3つの集落が点在しており、この3つの集落により赤田町内会が構成されています。協調性があり団結力の強さが自慢、地域の人々は信仰心が厚く、穏やかな人々が多いと言われています。
また、赤田大仏祭りや長谷寺(ちょうこくじ)の大般若など、地域には、多くの住民が参加する伝統行事が受け継がれてきています。しかし近年、少子高齢化が進み、これらの行事を継続していくのが大きな課題となっています。
赤田地域では、伝統文化の保存と継承を図るため、平成22(2010)年から、県や市の事業などを活用し、地域づくり活動を行ってきました。
平成23(2011)年には、赤田町内会が指定管理団体となっている「東光館」で、そば打ち体験やピザ体験教室をスタートさせました。平成26(2014)年には、地域内に「赤田ふれあい加工所」を設置し、山菜まぜご飯の素など、通年販売できる加工商品を作って販売しています。
平成28(2016)年には、住民でつくる「赤田地域運営協議会」が、東光館の駐車場スペースに、お互いさまスーパー「赤田ふれあいスーパー」をオープン。人口減少が進む中でも、住民主体の活動を行っています。
【関連リンク】元気ムラ応援サイト
→お互いさまスーパー「赤田ふれあいスーパー」
→赤田の石窯(ピザ窯)
→伝統文化等保存伝習施設「東光館」
→GBビジネスの地域間連携「スライス乾燥しいたけ」