本文へスキップ

語りを聞く

中直根若勢会の活動

画像:中直根若勢会の活動

  「アケビが織り成す地域の絆、みんなの笑い声がこだまする集落の復活へ」、この合言葉の通り、「中直根若勢会」は“アケビ”を目玉にした活動を展開しています。

 2009年、会長の真坂好喜さんは「観光アケビ園」の開設に取りかかりました。場所は県道70号線に面したご自宅の敷地内、法体の滝へ行楽に向かう車が通過していきます。アケビの実がたわわになるのは2~3年後のこと、車窓から眺める観光客の目を惹きつけたいとの思いからです。
 
 アケビの種から採れる油は、昔から最高級の食用油として江戸や京都に送られるなどしてきましたが、最近の研究では“肥満防止”の効果も認められました。
 種だけではありません。新芽と皮はほろにがい味の野菜として、甘い果実はワインの原料に、ツルは工芸品の材料や木通(もくつう)という漢方薬としてそれぞれ使われるので、無駄な部分がないというのがアケビです。
 
 中直根地域の中心部にある「直根改善センター」の活用法も話し合われています。
 「アケビ細工」を始めとした「アケビ製品」の“展示販売所”や、子供たちが故郷の伝統文化に触れる「学びの里」の“学校”として、また、お年寄りが集まって楽しむ「ミニデイサービス」の“サロン”として、様々な用途を持った拠点施設にしようという構想を検討中です。
 新たな産業として期待される「アケビ製品」については、国際教養大学や秋田公立美術工芸短大の協力を得て、デザインや販路をテーマにワーク・ショップを行っています。
 
 町内で催し物がある際にも「中直根若勢会」のメンバーが率先してきました。特に「ビール祭り」は30年も続いている恒例の行事。大勢の参加者と豪華な景品で、たいへんな盛り上がりを見せています。
2010年4月掲載

ページ上部へ戻る