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語りを聞く

石沢川を探訪する会

画像:石沢川を探訪する会

 「俺達は“へいちゃーず”」。
 「へいちゃ」とは、秋田県由利地域でよく使われる「おせっかい」の方言です。自らを「へいちゃーず」と称する「石沢川を探訪する会」は、自他ともに認める「おせっかいやき」が特徴のボランティア団体です。

 由利本荘市の石沢地域を拠点に活動する「石沢川を探訪する会」は、平成5年(1993年)に設立されました。「目の前を流れる石沢川は、どこからきているの?」という子どもたちの質問に答えられなかったのが結成のきっかけだと代表を務める井島柳一さんは話します。秋田県内で4番目に長い川「石沢川」を遡ると、いったいどこに行き着くのか? 羽後町まで続く石沢川をさかのぼる源流体験を企画し、12年近くの間、子どもたちを対象に石沢川の自然体験を行ってきました。

 そんな「石沢川を探訪する会」が、ちょくちょく足を運ぶのが三ツ方森集落です。300年以上続く伝統の「山焼き」が、人手が足りなくて困っていると聞けば応援に駆けつけます。さらに冬場の除雪の手伝いはもちろん、2011年11月に行われた「根花餅作り」と「三ツ方森茶屋」にも、トレードマークの赤いジャンパーを羽織って、石沢川で採れたモクズカニや、石沢産の手打ち蕎麦を持参して駆けつけます。メンバーたちは揃って「三ツ方森の人たちは、元気で、接しているととても気持ちいい」と三ツ方森の印象を話します。

 「集落が一番お世話になっている」と話す三ツ方森集落の猪股保さんも、今では会のメンバーの一人。「俺達は遊びにきているだけ」と謙遜しながらも、「石沢川を探訪する会」は三ツ方森集落の最も心強い応援団です。

2012年5月掲載

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