本文へスキップ

語りを聞く

滝町内会

画像:滝町内会

 滝町内会は、谷地田、内山、上村、中村、井戸台、下村、湯ノ沢の7つの小集落で構成されています。平成24年(2012年)現在で58戸あり「世話係」と呼ばれる小集落の班長が、町内会と小集落の連絡役として動き、その他にも、婦人会、若妻会、寿会(老人クラブ)、子供会などの組織が活動を行っています。

 町内会は、毎年3月末の最終日曜日に総会を開き、1月3日には「新年祭」、6月の第2日曜日には豊年満作を祈願する「作願い」を行います。このほか7月に行う「運動会」は、7つの小集落の住民が全て集まるイベントで、23年には国際教養大学の学生と合同で開催されました。
 
 滝集落の住民は、我慢強く粘り強いのが特徴です。やると決めたら夢中でやり、負けん気を通し頑張ります。旧大内町時代に行っていた「草原祭り」での丸太切り大会では、住民が参加すれば常に優勝したエピソードからも、滝集落の住民の気質を伺うことができます。
 
 林業が盛んだった頃の滝集落では、冬場になると男衆のほとんどが山に入り、炭焼きや薪割りを行っていました。滝集落の南に位置する井戸台から滝川に木を流し、現在の由利本荘市まで木材を運びました。「長鳶(ながとび)」と呼ばれる3mもある道具を使い、川を流れる木材とともに住民は本荘の市街地まで歩いたそうです。
 
 また滝集落は、昔から三ツ方森地域との交流が深い地域でもあります。車で10分ほどの位置にある三ツ方森地域には、滝集落から多くの女性が嫁いでいきました。三ツ方森地域で田植えが始まると滝集落の女性たちが農作業の応援に行くなど、両地域は親戚ぐるみのお付き合いをしてきています。
 
 少子高齢化が進む滝集落ですが、ここ数年は人口の減少は緩やかになりつつあります。集落内には200年の歴史を持つ滝温泉や、伝統芸能「滝番楽」もかつて地域に伝承されていました。地域に眠る資源は豊富です。滝町内会では、今後は地域で収益を上げられるような方向も視野にいれ、地域活動を行っていきます。
2012年5月掲載

ページ上部へ戻る