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語りを聞く

滝町内会 会長(平成23年度) 佐々木國男さん

画像:滝町内会 会長(平成23年度) 佐々木國男さん

 
 「皆に協力してもらうには、自分自身も努力しなければならない」と話す滝町内会の佐々木國男会長は、会長を務めて今年で6年目になります。町内会の主な仕事は、市からの配布物や連絡事項などを、滝集落内の小集落ごとにいる7人の「世話係」に届けることです。
 
 会長に着任してから、取り上げて言うほどの苦労はないと話します。集落の皆さんの協力や町内会の役員のフォローが、國男会長の助けとなっています。
 國男会長は滝集落の青年会のほか、大内地区の連合青年会や由利郡、平鹿郡、仙北郡が参加した「3郡隣接青年会」の活動にも積極席に参加し、青年祭、スポーツ大会、球技大会、運動会など、スポーツを介した近隣の地域との交流を盛んに行ってきました。青年祭では、これまで行ってきた活動の紹介や、講師を招いての研修会を行った後、1泊してキャンプファイアなどを行いました。
 
 國男会長が幼かった頃、子供たちの遊びといえば相撲が主流でした。國男会長は、終業のチャイムも待てずに一目散に体育館に走っていき、バスケットボールのコートの丸く描かれた線を土俵に見立てて相撲をしたそうです。滝町内会の方は「國男さんは相撲が強くて、よく板の間に叩きつけられていた」と笑いながら話してくださいました。
 
 滝集落の熊野神社の境内には、かつて、相撲用の土俵があり、そこでは青年会が主体となって、他の集落の方々を招き相撲大会が開かれていました。他の集落の相撲大会に招待されることもあったそうです。
 
 國男会長は、かつて滝集落に伝わっていた「滝番楽」の最後の舞い手の一人です。滝番楽を指導していた長老が当時、滝番楽が途絶えた時に「また番楽をやってみないか」と声をかけたそうです。滝番楽の舞は全部で12番まであり、國男会長はそのうちの半分を覚え、地区の文化祭や滝温泉の新館がオープンした際に番楽を披露しました。
 今では番楽を披露することはなくなってしまいましたが、集落の方々の心には滝番楽が焼き付いています。
 
 「新しく始めたことをこれからも続けていきたい」と、國男会長は言います。共に支え合い歩んでいく國男会長と集落の方々の姿には、幼い頃からの絆が見て取れました。
2012年5月掲載

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