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風土を楽しむ

冬師番楽

画像:冬師番楽

-本海流番楽の流れをくむ伝統の舞い!-

 8月14日、夏の熱気真っ只中に冬師番楽は行われます。夕方7時頃になると、集落の「農村婦人の家」へ続々と観客が訪れます。その間、外に出されたスピーカーからは賑やかに番楽のお囃子が流れます。お盆で帰省している方たちも訪れ部屋は一杯、廊下に出て鑑賞する人もいるほどの人気です。

 冬師番楽は釜ヶ台番楽と同じく、鳥海山麓に広がる「本海流番楽」の流れをくむ番楽です。釜ヶ台番楽と演目や舞いの仕草で共通点が見られますが、釜ヶ台番楽が五拍子なのに対して、冬師番楽は三拍子のお囃子で舞われます。これは番楽が伝わった時期の違いではないかと言われています。

 現在は7,8演目ほどが受け継がれ、17~8人ぐらいで舞われています。
芸能の伝承については様々な苦労があるそうです。しかし、それでも毎年様々な工夫を考えて継続されています。地域の娯楽という考えは釜ヶ台と同じです。伝統芸能らしさを受け継ぎつつも、肩肘を張らずに観客を笑わせる舞。そんな演目が続きます。

 番楽の前日には、先祖供養のため獅子舞が地域の各家庭を回ります。8月19日には、竜神様を祀っている家庭での奉納なども行われるときもあります。また、各地での公演も行っており、最近ではにかほ市象潟町小滝地域の「鳥海山伝承芸能祭」などでも披露されています。

2011年4月掲載


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