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名産を買う

ミルキークイーン農家 東海林浩人(しょうじひろと)さん

画像:ミルキークイーン農家 東海林浩人(しょうじひろと)さん

 
-美味しいお米の秘密は「水」にあり!-
 
 ミルキークイーンという品種は「うるち米」、いわゆる普段食べているお米のブランドのひとつです。ねばりと甘さが特徴で、冷めても美味しいお米です。直売所で販売されている東海林さんのお米は、ちょっと値段は張るものの、一度食べたら「やっぱりコレ!」という、リピーターの多い一品です。とはいえ、東海林さんは「その土地にあった米でないといけない」と話します。
 
 美味しいミルキークイーンになる秘密は「水」だと言います。山の水には2種類あり「岩山の水」と「石山の水」があります。「石山の水」と呼ばれる黒く硬い石から流れる水は美味しく、水温もちょうど良く米も美味しく育つんだそうです。滝地域では鬼倉山から流れる水が「石山の水」と言われ、確かに鬼倉山周辺の滝川には黒い石がゴロゴロしている様子が分かります。しかも、上流には民家などが無いため、綺麗な水を使用できるのは滝地域の特権です。それに加えて上質の土、水はけの良い田んぼがあるからこそ美味しいお米ができるんだそうです。東海林さんの田んぼは、山の陰になるところもあれば日当たりのいいところもあり、土質もそれぞれ違うためでは、あきたこまち、ひとめぼれ、ヒメノモチなどなど、それぞれに合わせた米作りを行っています。
 
 その中でもミルキークイーンは、県内の代表的な品種「あきたこまち」よりも栽培が難しく、滝地域の気候では晩稲(おくて)、つまり刈り取りが遅くなる品種になります。10月末頃の収穫というから相当遅い収穫です。しかも、あきたこまちよりも長く伸び穂も重くなるため、倒伏(稲が倒れて泥がついてしまい、味も商品価値も落ちる)しやすいという欠点があり、その対策のための肥料調節には苦労するそうです。
 
 東海林さんがミルキークイーンをやってみようと思ったのは、10年ほど前、退職して先代から田んぼを引き継いだ時でした。義兄から誘われて少量作ってみたミルキークイーンがとても美味しく、農業雑誌の「種ゆずります」のコーナーにミルキークイーンの種もみがあったことも後押しになって、導入を決意したそうです。平成23年(2011年)は25aの作付けでしたが、24年には40aと順調に作付面積は増えています。
 「道の駅おおうち」にある直売所「ひまわり会」に参加し、美味しいお米を直接消費者の方々に届けています。直接買いたい! という方は直売所へ是非お越しください。通年の出荷を行っているので、いつでも買うことが出来ます。
 
 直売所、JAに出荷する際はすべて検査して「一等米」の品質保証をもらっており、また、出荷する分だけ精米しているので、どのお米も新鮮! 美味しいお米を買うことが出来ます。
2012年5月掲載

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