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歴史を知る

慈音寺

画像:慈音寺

石垣の残る中世の館跡

 由利本荘市上笹子(かみじねご)地域の中心部、街並みの西はずれ、笹子保育園の近くに慈音寺があります。

 慈音寺は、金子安部(あんぺい)太郎の菩提寺として建てられました。金子氏は、無念の死を遂げた主君の再興を願い家臣を率い赤館に立て籠もった豪族です。

 現在慈音寺の建っている場所は、金子氏の居城であり、全国的にも珍しい石垣がある城館址として知られています。

 境内の北側と東側、そして丁川(ひのとがわ)に沿って石垣がずっと続いますが、「重箱積み」と呼ばれる積み方で積まれたこの石垣が、かつてここが城址だったことを物語っています。

慈音寺に残る石垣 

 また、境内の庭園にある小高い丘は、かつて櫓台が置かれていた場所だといわれています。「石垣のある中世の城跡」は、天下分け目の戦いに翻弄された戦国武将たちの興亡を伝えてくれる貴重な歴史です。

平成22(2010)年12月掲載

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