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歴史を知る

初午(はつうま)の子供獅子舞

画像:初午(はつうま)の子供獅子舞

 「初午」とは、京都・伏見稲荷神社の神が降りたと言われる2月最初の「午(うま)」の日のことです。この日は全国の稲荷神社で様々な形でお祭りが行われており、にかほ市象潟地区の各町内では、小中学生の男子による獅子舞が奉納されるのが特徴です。
 
 下荒屋地域では白狐山(びゃっこさん)玉姫稲荷神社で「初午祭」が開催され、この日のために一週間前から練習してきた男子が住民の前で家内安全・無病息災を祈願し獅子舞を奉納します。獅子舞は2人1組で構成し中学生が担当します。太夫と呼ばれる神官2人の役は小学生。住民たちは子供たちの獅子舞を真剣なまなざしで見守ります。

白狐山玉姫稲荷神社で獅子舞を披露した後は、槍、大奉幣、紅白の旗を持った子供たちを先頭に地域内を移動し、希望があった家を訪れて獅子舞を披露します。

「象潟町史 通史編」によると、この獅子舞は「十二段獅子舞」と言われ、象潟地域のほとんどの村に伝承されていました。しかし後継者不足などで途絶えてしまった集落もあると言います。下荒屋地域では、初午の獅子舞に加え、1月3日と5月の古四王神社祭典の前日に「お頭巡行」として大人たちが地域を練り歩く風習が今も続けられています。

■参考文献
『象潟の史跡ガイドブック』 
『象潟旅いちもんめ98』
 『象潟町史 通史編』
2016年3月31日掲載
 
【産地直送ブログ】

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