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語りを聞く

清流の会

画像:清流の会

馬場目・杉沢地域のムラおこしに奮闘中

 教育福祉活動センター(旧杉沢小中学校)の職員室には『清流』と力強く書かれた額が飾ってあります。

 
教育福祉活動センターに掲げられた「清流」の扁額
 
 『清流』は馬場目杉沢地域の象徴。その名のもと、地域活性化を目的に住民によって立ち上げられた団体、それが『清流の会』です。地域の人々が結集して作ったこの会は、杉沢小中学校の廃校をきっかけに誕生しました。
 
 「地域の思い出が残るこの場所を、何とか残したかったんです」と語る清流の会メンバー。残したいものは小中学校だけではありません。馬場目杉沢地域の中でも茅葺民家が多く残る北ノ又集落。近年この集落で無人の茅葺民家が自然崩壊しました。人の手入れがなければ自然に帰ってしまうのが茅葺民家の特徴。この風景を残すには何をすればいいのか、住民たちは試行錯誤を繰り返してきました。
 
 転機が訪れたのは2009年。映画「釣りキチ三平」のメインロケ地に杉沢地域が選ばれたことで、地域に大きな変化が訪れます。ロケ地効果によって年間約1万人の観光客がこの地域を訪れたのです。清流の会が見出したキーワードは「昔懐かしい山村の再生」、一時立ち止まっていた杉沢地域の人の流れは、変わりつつあります。そこに暮らす人々と訪れる人々の笑顔の再生のため、清流の会は行動し続けています。
2010年4月掲載

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