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語りを聞く

薄田(すすきた)商店の薄田夫妻

画像:薄田(すすきた)商店の薄田夫妻

鮪川の真ん中ほど、丁度集落をつらぬく県道が大きくカーブするところに小さな商店があります。薄田商店。看板には地元のお酒の看板がかかり、一見すると普通の集落にあるお店です。

しかし、このお店、遠く県外からお客さんが訪れるほどのお店なのです! 秘密は看板にある「滝の頭100%」のお酒。このお店が開発した独自ブランドのお酒なのです。「富豪の泉」「願掛け御神酒“滝の頭”」「素良」これら三種類のお酒は、薄田商店の店主夫妻が開発したものです。

奥さんの美彌さんが「せっかく酒屋の嫁に来たから、自分のお金で1年だけやってみたい!」と駄目もとで始めたのがきっかけでした。滝の頭の水を背負って杜氏へと持って行ったものの、しばらく返事が無く諦めかけていたところ、待望の連絡があり、いよいよお酒づくりがスタートします。

「富豪の泉」の金のひょうたんがデザインされたラベルは、初めは美彌さんがすべて手作業で作っていました。ガスマスクをしながらエアブラシでの作業、つらいよりも「やりたい」気持ちが勝りお酒は完成します。「富豪の泉」はどっしりとした味わいのお酒、地元鮪川集落のお父さんたちの好む味に仕上がっています。

そうしたこだわりによって、お酒は口コミで徐々にファンが広がっていきました。東久邇宮(ひがしくにのみや)記念賞のシールが輝くお酒は、文字通り、お店の看板商品となりました。順調な売れ行きに対して、さらに美彌さんは新しいお酒を開発します。男性向けの力強い味だった「富豪の泉」に対して、「素良(そら)」はすっきりとした女性向けの味、また、神社などに持って行ってもらうようにと作られた願掛け御神酒「滝の頭」はそれぞれの味の中間と、それぞれ個性的な味わいが楽しめます。パッケージのデザインもこだわって作られた、すべて薄田商店オリジナルです。

夫の勇治さんは、公務員時代から様々な発明を行ってきました。そうした勇治さんと連れ添ってきたからこそ、色々なアイディアが生まれてきます。インタビューの最中にもたくさんのアイディアをお話して頂きました。

汲めども尽きぬアイディアの数々はこの夫婦だからこそ、一度この魅力的な夫婦の居る商店を訪ねてみてください。

2011年4月掲載

【お問い合わせ】薄田商店
●住所   男鹿市五里合鮪川字轟木沢2-2
●営業日  毎日
●営業時間 6:00~21:00
●電話   0185-34-2149
 

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