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風土を楽しむ

杉沢交流センター「友愛館」

画像:杉沢交流センター「友愛館」

 馬場目・杉沢地域のシンボル「旧杉沢小中学校」。現在の「杉沢交流センター」には「清流」と刻まれた大きな岩があります。

清流の字が穿たれた岩
 
 「学校の100周年記念にネコバリ岩付近の川から持ってきたんですよ。地域の象徴をあしらったもので、何かつくりたくたかったんです。」そう語るのは馬場目生まれの馬場目育ち、現在五城目町議を務める石川交三さんです。「ネコバリ岩を見ながら『こいつを持ってければ最高なんだけどなぁ』なんて話してましたよ」

センターは清流の会の大切な活動拠点だ

センターの前身は旧杉沢小中学校です。打放しコンクリートのモダンな外観は、1992年に改築されたもの。シンボルである塔からは、杉沢集落を一望することができます。2005年に閉校になった杉沢小中学校ですが、現在も地元コミュニティの交流や学習の場として活用されています。内部は、学校の給食室や教室など、子供たちで賑わった当時の面影を残しています。

チャペルのような塔がセンターのシンボルだ

センターでは、おやきの試作・試食会や、講師を招いての勉強会、首都圏への山菜パック出荷作業などさまざまな活動に使用されています。
 センターを整備する中で、一つのエピソードが生まれました。利活用の一つとして、美術展を行ったときのことです。五城目町に寄贈されていた絵画を飾ろうとして作品を選んでいたところ、倉庫に眠っていた秋田出身の日本画家「館岡栗山」の大作8点を発見。思わぬ掘り出し物に、展示会も大いに華やいだそうです。

美しい桜並木をはじめ、地域の思い出がたくさん詰まった杉沢交流センターは、今も人々が集う場所として、住民の心のよりどころとなっているのです。
2010年4月掲載

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