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風土を楽しむ

かもあおさ笑楽校

画像:かもあおさ笑楽校

 男鹿半島西海岸の活性化のため、男鹿市より事業委託された「男鹿水族館GAO」が中心となり行われている「西海岸ブラッシュアップ事業」。この事業の一環で、平成23(2011)年5月、旧加茂青砂小学校を会場に、海の集落ならではの体験ができる「かもあおさ笑楽校」が開催されました。

 記念すべき一回目の授業では、県内食肉加工業者が講師を務め、男鹿市の名産品「しょっつる」を隠し味に使用したソーセージ作りや、玉ねぎの皮などを利用した草木染めなど9つの授業が行われました。「こだし作り教室」では、加茂青砂の大友フサさん(84歳)が講師となり、遠方から参加した参加者に手取り足取り、伝統の技を伝えていました。

 二回目からの授業では、加茂青砂の磯を探索するシュノーケリング講座や、「かもあおさ笑楽校」の開講式イベントやアフリカの打楽器「ジャンベ」の講座など、様々な体験教室が行われました。

 旧加茂青砂小学校の校舎を利用した体験教室は2011年10月まで行われ、10月16日には、「かもあおさ笑楽校ファイナル学芸会」が行われました。

 ファイナル学芸会までに校舎の改修工事が行われ、新しく生まれ変わった校舎には、体験教室の講師や生徒たちが集まり、それまでの体験教室で作った作品の展示、体験教室で生徒たちが学んできた「民謡踊り」や「ジャンベ」の発表会が行われました。

 その他にもコントラバスの演奏やフォークライブ、校舎の外では加茂青砂地域の地域おこし協力隊の主催により「日本海鮭祭り」が開催され、獲れたての鮭をキャベツなどの野菜と一緒に味噌で蒸し焼きにした「ちゃんちゃん焼き」が振る舞われました。

 「旧加茂青砂小学校の側に佇む桜の木を元気づけたい」と始まった「かもあおさ笑楽校」には、集落内外から、たくさんの笑顔と元気が集まり、「また来たい!」と話す方々が多く見られました。教えることに慣れていなかったという地元の住民の方が、回を重ねるごとに生徒たちと打ち解けていく姿がとても印象的でした。

平成24(2012)年5月掲載

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