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名物に触れる

奇岩「ネコバリ岩」

画像:奇岩「ネコバリ岩」

 -巨岩たちが作るパワースポット-

 「見た瞬間、思わずシャッターを切ったんです」
 「その岩」を初めて見た時を振り返る、清流の会メンバーの小玉孝一さん。
 
清流の会の小玉孝一さん
 
「すごい岩がある!って感動したんですよ。でも、みんなに話しても『あぁ、そういやあるよね』って反応が今イチで(笑)」。小玉さんが地元出身でなかったことが『発見』につながったのでしょう。地域外の人間に岩の写真を見せたところ「すごいなぁ!」と大反響だったそうです。
 岩の名前は「ネコバリ岩」。デロ杉流域と呼ばれる馬場目川の上流に佇む巨岩のひとつです。デロ杉流域は、巨岩群と清流が独特の景観を作り出すエリアで、その中でもネコバリ岩は、成人男性の2倍以上もある大きな岩から、杉、ブナ、楓といったさまざまな樹木が髪の毛が逆立つように生い茂っているのが特徴です。
 岩の上の木々から伸びた根が空中をつたって地面にまで根を延ばしている姿のネコバリ岩。「がんばってる感じがする」、小玉さんの写真を見た五城目町役場の職員の言葉がきっかけとなり、「根古波離岩」と名付けられました。その後、ネコバリ岩の人気はどんどん上昇、草取りをしていてインスピレーションがわいてきた金澤ちよさんは、ネコバリ岩の歌を3番まで作ったそうです。
 
ネコバリ岩の付近には似たような巨岩たちが並ぶ 
 
 その後、映画『釣りキチ三平』ロケ地にも使われたネコバリ岩は、観光客を惹きつける地元のパワースポットとなりつつあります。「懐かしい風景が残るこの場所を何らかの形で残したいんですよ」。そう語る小玉さんは馬場目杉沢の景観を写真に残そうと努めています。ネコバリ岩の撮影するおススメ時間はいつか?との問いには、「晴れた日は、緑と光と水のバランスが絶妙なんです。ネコバリが一番輝くのは朝ですね」。
 人々によって名づけられ愛されているネコバリ岩。その目で確かめてみませんか?
2010年4月掲載

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