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名物に触れる

西野地域の拠り所「八幡神社」と3つのお祭り

画像:西野地域の拠り所「八幡神社」と3つのお祭り

 西野地域に鎮座する八幡神社には四百数年の歴史があります。
3月に「祈年祭(きねんさい)」、9月は「例大祭」、11月に「新嘗祭(にいなめさい)」と、三つのお祭りが毎年執り行われています。祈年祭には神様に一年の豊作や繁栄を祈り、新嘗祭には祈りを聞き届けてくださった神様に感謝をする。この二つのお祭りは対になっている行事です。
 三つのお祭りの中で盛大に執り行われる例大祭は、いつもお願い事ばかりしている神様に感謝の気持ちを込めておもてなしをするお祭りです。例大祭の中で、各お祭りの次回の「統前(とうまえ:行事の代表、当番のこと)」が神様によって選ばれる「統前落とし」という儀式が行われます。
 「統前制度」は60年前から始まり、氏子である町内会全戸に統前になる資格が与えられました。候補には「今まで統前を務めたことがない家の主」が選ばれ、その中から次回の統前が決められます。
 西野地域の八幡神社例大祭は古くからの形式をそのまま受け継いでおり、宮司の廣幡(ひろはた)さんは「今では簡略化が進み、特に統前落としや神送りの儀を行う地域はほとんどなくなってきている。八幡神社の例大祭を古くからの形式でそのまま残す西野地域は最後の砦」と話していました。
 西野地域の八幡神社は地域の拠り所として、社も伝統も大切に受け継がれています。

 

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