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語りを聞く

本館自治会

画像:本館自治会

 

日本海に沈む夕日を目の前で眺めながら宿泊できる「夕映えの館」、この場所の管理を行う本館自治会の活動は、ふとしたことから始まりました。
 
 当時、集会所の雨漏りの相談に町役場を訪れたところ、話の流れでグリーンツーリズム(以下GT)の存在を知ります。GTの存在が、今ほど世間に浸透していなかった時代、これをきっかけに「GTの収益で暮らしていけること」を目的に自治会は活動を始めるのです。
 
 本館は人口60人にも満たない少規模集落。手探りの状態でGT活動を始めた自治会は、GTの本場ドイツを研修で訪れ、「嘘のないもてなしの心」の重要性を学びました。偽の笑顔はすぐ見破られてしまう、心から他人をもてなすことを大事にしなければいけない。本館のメンバーと住民たちはその思いを第一に、様々な体験メニューの提供などを通じて、外部の人々を受け入れ、交流を行ってきました。
 
 本館を訪れるリピーター客もこのところ、増え続けています。
「ここだと自由な気持ちになれる。自分の家のようだ」と体験を通して感想を残す利用者もいます。人を惹きつけ、人が何度も足を運ぶ。本館はそんな場所です。ごく普通の自治会だった本館自治会は、今では訪れる人間に充実した時間を体験をさせてくれる、もてなしの心があふれています。
2010年4月掲載

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