2009年3月、131年間の歴史に幕を閉じた旧上岩川小学校。
子供たちの学び舎として務めを終えたように見えますが、まだまだ子供や大人たちの集まる上岩川地域のコミュニティ集いの場です。
小学校の体育館横から広がる公園のような憩いの空間。これは先生と子供たちのアイディアを、地域の皆さんと共に作り上げた『がんばリンゴの森』です。森の入り口で出迎えてくれる可愛らしいキャラクターは、その名も『がんばリンゴ』。これは学習キャラクター12人衆の中の1人です。
「子供たちが森の設計のために作ったジオラマが校舎に残っています。行事の際には校舎を開放しているので、ぜひ見ていってください」。そう語る工藤誠志さんは地元住民で組織する『がんばリンゴの会』会長を務めています。会では琴丘小学校上岩川地区子供会と協力し、『がんばリンゴの森』の管理の他、『雪中ジャンボカルタ大会』を行い、秋の収穫祭では、房住里の会も加わり、朝市、バザーなどを出店することもできました。