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風土を楽しむ

常盤地域の炭焼き体験

画像:常盤地域の炭焼き体験

 毘沙門憩の森公園内には炭焼き窯が作られています。常盤ときめき隊では、この窯を使って子供たちを対象とした炭焼き体験を開いています。

 「この細い木が育てば、また炭焼きの材料として使えるんです」と、ナラの苗木を持ちながら小林甚一さんが説明するのは、炭焼き体験に来た常盤中学校の中学生たちです。

炭焼きに適した木が育つのは15年から20年以上もかかります。植林し、毘沙門憩いの森が育てたナラの木を伐採して炭を作り、伐採した場所に再び苗を植える。木を切りっぱなしにするのではなく、切った場所に木を植え森に戻す。森林が持つ持続的なエネルギー供給のしくみや、森と人とのかかわりを伝えられれば、という熱い思いが甚一さんのお話の端々から感じられます。

 常盤小学校の小学生は、学校近くの森で植樹体験を行っています。ナラの苗木が、子どもたちの手によって、丁寧に植えられていきます。彼らが大きくなったころ、自分たちが植えた木を使って炭焼き体験を行い、森の資源が循環していることを感じてほしい、というのが常盤ときめき隊のみなさんの願いです。

 毘沙門憩いの森で焼かれた炭は、地域内の佐藤商店をはじめ、様々な場所で販売されており、ささやかですが森の恵みを地域に還元しています。
 

2011年4月掲載

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