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食を楽しむ

馬肉と牛肉のホルモン料理「なんこ(もつ煮込み)」

画像:馬肉と牛肉のホルモン料理「なんこ(もつ煮込み)」

 大沢地域の名物料理の一つに、牛のホルモン「せんまい」を使う「もつ煮込み」があります。大沢地域の皆さんは「もつ煮込み」を「なんこ」と呼びます。外見がもしゃもしゃしており一見気味悪く見える「せんまい」ですが、これが入ることで大沢地域の「なんこ」は旨みを増すことから、家庭料理としてもよく食べられています。

 煮込む材料は「せんまい」の他、牛肉、馬肉、にんにく、ゴボウ、ネギ、こんにゃくを使用します。馬肉を使わずに牛肉のみの家もあり、各家庭によって味付けが異なります。季節に応じて8~9月は山菜のミズ、11月以降は大根や大根葉を使用し、ホルモンの臭みをとるため、にんにくやお酒を大量に使用して2日がかりで調理します。
 
 牛肉と馬肉は硬さが異なるので前日から別々に煮込みます。2日目、前日に仕込んだ肉と野菜を鍋で味噌仕立てでさらに煮込み、お酒、醤油等で味を調えれば出来上がりです。
 
 「なんこ」は大沢地域では昔からご馳走でした。冬場に雪ソリに馬肉を乗せて家までひっぱってきたというエピソードも地元に残ります。9月の大沢地域の運動会や11月に行われる住民交流のイベント「けやき祭り」などで婦人会の皆さんが大鍋で作った「なんこ」を食べる姿を見ることができます。
2014年5月9日掲載

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