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歴史を知る

大沢の盆踊り

画像:大沢の盆踊り

 8月14日の夕方になると、藤里町大沢地域の「けやきの館」前の広場にたくさんの人が集まります。

 かつては大沢地域のメインストリートで行われていた盆踊りですが、けやきの館完成と共に、館前の広場で行われるようになりました。

 PTAの皆さんが屋台や輪投げコーナーを設置し、子どもたちが毎年楽しみにしています。中央には、間伐材を利用した立派な櫓(やぐら)が組まれ、櫓を中心に地域の皆さんが輪を作って思い思いに踊ります。

 大沢地域の盆踊りは先祖の霊を慰めて、豊年を祈るものとされ、江戸時代後期に始まったとされています。

 大沢地域では、「甚句おどり」「なっと節」と呼ばれる盆踊りの歌と踊りが受け継がれています。秋田民俗芸能アーカイブス(外部リンク)によると、鹿角市の毛間内(けまない)から伝わったとも言われ、手の動きの共通性があるそうです。

 「甚句おどり」は、だじゃれを混ぜつつ、恋やことわざ、お盆のうれしさを唄っています。

 一方「なっとぶし」は、歌詞の前半は明治時代の小説「不如帰(ほととぎす)」の悲恋のストーリーを語り、後半は社会に対する風刺となっています。
その他に、藤里町で良く踊られる「白神音頭」も踊られています。

 盆踊りを楽しみにして、この日のために地域に帰ってくる人もたくさんいて、地域の絆を強めるためにも、盆踊りは一役買っているのです。

平成26(2014)年5月掲載

■参考資料
『藤里町史』

【関連リンク】産地直送ブログ
初登場!藤里町大沢の「盆踊り」に行ってきました!(2013年9月掲載)

【関連リンク】秋田民俗芸能アーカイブス
大沢自治会大沢地区盆踊り(外部リンク)

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