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名物に触れる

上岩川の伝統行事

画像:上岩川の伝統行事

 

 信仰にまつわる伝説や史跡が多い上岩川地域には、伝統行事もたくさん残されています。
 8月上旬の暑い盛りに行われる「ねぶ流し」と、真冬の小正月行事のひとつ「鳥追い」。開催時期こそ異なりますが、悪いものを追い払い、豊作を祈るという人々の願いが込められた点は共通しています。
 人の背丈の倍以上もある、「ねぶ」と呼ばれるワラで作った人形に火をつけ川に流す「ねぶ流し」は大の男が数人がかりで行う力のいる行事。「ケガジ(飢渇)を流す」という意味が込められています。
 「鳥追い」は作物を食い荒らす鳥を追い払うため、「鳥追い歌」を歌いながら、子供たちが夜に集落を練り歩く小正月行事です。真っ暗な集落を、悪いものを追い払うため歩きまわる子供たちの姿は、どこかハロウィンを彷彿とさせませんか?
 「ねぶねぶ流れ~、ケガジも流れ~」と歌いながら行う、ねぶ流し。
 「夜鳥~ホイホイ」と歌い始まる鳥追い。
 歌いながら豊作を祈ってきた人々の行事は、見る者になつかしい農村の面影を感じさせてくれます。
2010年4月掲載

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