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名物に触れる

本館城址とたいまつ祭

画像:本館城址とたいまつ祭

 

 日本海の海岸沿いの高台に位置する本館集落。その背後にそびえるのが、戦国時代、この地域を統治した武田重左衛門の城があった本館城址です。
 
 この本館城は1606年、百姓一揆により落城、城主の武田重左衛門が自害したと伝えられています。この一揆で犠牲になった人々を弔うため、本館地域の人々によって400年間続けられている行事が「たいまつ祭り」です。
 
 夕方の4時頃にたいまつを持って山頂へ出発し、犠牲者の霊を供養したあと麓に戻ってくるたいまつ祭り。山頂には慰霊碑が設置され、静かな日本海の農村にたいまつが城址に浮かびあがる風景は、戦国時代にタイムスリップしたかのよう。悲しい歴史を弔う人々の思いが込められた鎮魂の行事です。

落城の犠牲者を慰める「たいまつ祭」

2010年4月掲載

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