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産地直送ブログ

若畑の「社日」のお祭りにお邪魔してきました!

2011年9月29日

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9月20日、湯沢市の若畑で「社日」のお祭りがおこなわれました。
昨年、同じ社日の日に取材班は若畑の男衆と一緒に奥宮山に登りましたが、
その間に、女性たちは集落にある4つの神社を巡る「お堂参り」を行っていました。

今年は、そんな女性たちの社日まつりの様子をリポートしたいと思います。

社日とは秋分、春分に一番近い、前後の戌(つちのえ)の日を言います。
戌には「土」の意味があり、社日の日に、
生まれ育った土地の神様(産土神)を祀るお祭りを行っている農村地域が数多くあります。

秋の社日(収穫)、春の社日(種まき)などと呼ばれ、五穀豊穣、豊年満作を祈り、
暦の上でも、社日は農業の日程と深く関わっているそうです。
男性たちによる奥宮山登山は、社日のお祭りに合わせた豊作祈願を込めた登山だったんですね。

↓こちらが、若畑の社日のお堂参りの様子です。

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写真は、三吉さまと呼ばれる神社で、この他に若畑には
「水神さま」「神明さま」「山神さま」と呼ばれる4つの神社があります。
※神明さまは、以前、「火祭り」のブログで登場しましたよ~。

今年はあいにくの雨模様でしたが、
雨の中をカラフルな笠とレインコートで彩るのもいいものですね。

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こちらは、4つめの神社「山神さま」への道。
90度……とまでいかずとも、70~80度ほどの急斜面。
傘をさしたままでは、とても登れないので、入り口に笠を置いて登ります。

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この難所を越えると山神さまの社がありました。
女性たちは、無事4つめの神社のお参りを行いました。

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写真の左上に、ちらっと見えるのは囲炉裏です。
冬場に行うお祭りでは、昔、若畑の男性たちは、この山神社に一晩泊まり、
宴会を行っていたそうです。暖をとるための囲炉裏が今も残っているんですよ。

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冬場、この急斜面を登る若畑の人々のたくましさは凄い。
あの奥宮山を子供時代から遊び場にしているだけあります。

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帰路につく若畑のお母さんたち。
若畑では、社日の日は男性も女性も会社を休み、集落のお祭りに参加します。
現在はかぶと館を会場に宴会が行われますが、
かぶと館でできる前は、各家々が、持ち回りで「宿」としてお祭りを行っていたそうです。

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おっ!かぶと館につくと「いものこ汁」が出来あがっていました!

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おめでたい時には、いものこ汁に「キンキ」を入れるのが若畑流です。

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時間が経つにつれ、若畑の男性陣も「お邪魔」しはじめました。
この日の主役は女性なので、男性たちは、ご飯をいただくと家々に戻り、
夕方ごろまで、かぶと館は、女性たちの社交場になります。

1年前と変わらぬ笑顔に会えて取材班も嬉しいです。

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「ありのままの若畑を見て欲しい」と佐藤秀男部落長は話します。
いいところもあるし、悪いところだってある。
つまずくこともあるし、現状を維持することで精いっぱいだが、
「さぁ、やるど!」と言えば、みんな集まり力を発揮するのが若畑の一番いいところ、とお話してくれました。

さらに、「雨が降ると残念と思うだろ?
ところが、寒いと、いものこ汁が温かくて、めちゃくちゃ美味しいんだ」とも。

若畑と触れられる絶好の機会が、毎年10月第二日曜日に行われる、
16年続くイベント「若畑紅葉祭り」です。
11月には「あきた農山村・旬を感じるツアー」も再びおこなわれますよ~。
※夏のツアーの様子はこちらから。

皆瀬の小安峡も紅葉で色づく季節、ぜひ、若畑集落を訪れてみてください。

Author: | Category:01お知らせ, 11雄勝エリア, 若畑地域


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