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産地直送ブログ

歴史の道を歩く! 仙北道を歩こう!

2011年9月5日

東成瀬村椿台には、岩手の胆沢(現在の奥州市)へと続く山越えのルートがありました。

 ずんずん

8月27日、一度は忘れられたこの道を、歩いてみよう、というイベントがありました!

仙北街道、と呼ばれるこの道はさかのぼること1200年ほど前(!)
坂上田村麻呂が胆沢城を築城、雄勝城との連携路として整備されたのが、仙北道です。
栃ヶ森生態系保護地域に指定されているため、古道が奇跡的に改変されず保存されている個所です。

入り口

椿台のお隣、手倉地域の名を冠した「手倉越」とも呼ばれています。
菅江真澄も「雪の出羽路雄勝郡」にこの手倉越のことを書いています。
道の役割からすると、国道397号線の旧道、ともいうことができそうです。

黙とう 安全祈願

亡くなったメンバーへの黙とうの後、安全祈願です。

 

国道107号線ができてから一気に廃道化し、国道397号線も若干北寄りのルートを走ります。
胆沢地域のグループが、この仙北道を「再発見」したのは平成2年、今から20年ほど前です。
それまでも、なんどかこの道を踏破する試みは行われてきましたが、
本格的な調査が始まったのはこのときからでした。

その最初の岩手-秋田間は、一泊二日の行程、到着予定時刻になっても到達できず、
暗くなって遭難が本気で心配されたころにようやく到達できたと言います。

次の年の秋田-岩手間もまた苦難の道のり、途中で道を見失うなどして
やはり着いたのは、相手側が警察に相談する直前だったと言います。

運んだ石

そんな苦労の後、「仙北道を考える会」が道の両側、東成瀬と胆沢に結成されたのでした。
道中に「十里峠」「柏峠」などの道標となる石碑を建てたのも考える会の方々、石や資材を背負って設置して回ったそうです。

この道を絶やすまいと、毎年秋田県、岩手県それぞれの登り口から
両県の会員の方々が仲良く踏破、そして到着した先で交流会を行っています。

がんばってください!

この仙北道、整備されたとはいえ、片道8時間、しかも沢も渡る本格的な登山道です。
参加するみなさんは、登山経験豊富な方々、アドバイスを戴いたところ。
秋田-岩手間の踏破は相当厳しいとのことでした。……というわけで今回は入り口で戻ることにしました。

10月には、岩手との境にある「柏峠」まで行くイベントもあるそうなので
機会があれば参加してみたいと思います!

みなさんお気をつけて!

Author: | Category:11雄勝エリア, 7 地域間交流, 椿台地域


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