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産地直送ブログ

大館の獅子踊りリポート・その2 ~川口獅子踊り編~

2011年8月25日

川口獅子踊り

獅子踊りリポート・第二弾は「川口獅子踊り」!
大館市の川口には、小林多喜二・生誕の地の碑がJR下川沿駅にあり、
すぐ向いには、川口小学校と下川沿中学校があります。

取材班は、先日もブラックベリー摘み取り体験をお伝えしたばかりの
大館市・立花地域を取材中。実は、立花の人々から、
お盆に立花会館に、お隣の川口獅子踊りが踊りにきてくれるのよ!」との情報を聞き、
川口と立花にやってきたんです。


川口の獅子頭

こちらが、川口の獅子頭です。
オオカミのような山田の獅子頭とは少し雰囲気が違いますね。
どちらかというと、内川のこどもささらの獅子頭のほうに、似ているような気がします。

川口の獅子踊り

川口の獅子の魅力は、何よりもその「シック」さにあるのではないでしょうか?
獅子頭はみな黒い面。そして衣装はシンプルなグレー。
衣装に派手な模様は入っていません。
戦場に送りだす戦士を励ます目的のため華やかさを控えているそうですが、
逆に、このシックさが「」に感じませんか?

川口の奴踊りDSC_0392

獅子踊り系統の伝統芸能には、「奴(やっこ)踊り」が一緒に踊られます。
八峰町・石川の駒踊りも、やはり奴が一緒でした。
写真は、川口のかわいい奴踊りの演じ手たち。
シックな獅子踊りと対照的に、こちらの衣装は鮮やかです。

DSC_0608DSC_0606

写真を見て、お気づきかと思いますが、
川口獅子踊りを支える面々は、み~んな若い!
戦後、川口では獅子踊りが途絶えたことがあるそうですが、昭和49年に地域の人々が復活させ、
現在は、川口小学校や下川沿中学校の協力も得て、
川口獅子踊保存会が、芸能の継承に務めています。

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小学生と中学生のほか、高校生になったOBたちも応援に駆けつけているそうです。
みんな10代……なんて初々しいんでしょう。
この日のために、毎日練習したそうです。獅子踊りを通じた青春っていいなぁ。

DSC_0517

「?」
何やら獅子じゃない人が途中からまざってきました。
これは、いわゆる道化役です。
昔、演じてる最中に、酔っ払った人が交じってきたという話もある」というのは、
川口獅子踊保存会のみなさん。

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いつの間にやら、観客の目の前でも踊り始めます。
酔っ払っているから、獅子と勘違いしているのでしょうか?
観客のおばあさんも一緒になって踊っているのを見ると、
この芸能が地域と一体になっているんだと感じられます。

DSC_0610

さて、川口墓地で無事、舞を終えた川口獅子踊りのみなさんは……

DSC_0616

情報通り、立花会館前にもやってきました。
この日の日程は、立花のあと隼人町内を回れば終了。
翌日に、川口の町内各地で、踊りを演じるそうです。

DSC_0633DSC_0627

先ほど、踊ったばかりだというのに、変わらぬ勇壮な舞を見事披露。

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ちょうど、立花会館では、お盆の夏まつりを行っている真っ最中でした。
焼きそば、焼きとりなどの美味しい匂いに包まれ、みなさん盆踊りを楽しんでいます。
隼人町内で、川口獅子踊りを演じ終えた生徒たちも、
衣装を脱いで、すっかり中学生の表情に戻り、夏まつりに参加していました。

川口と立花はお隣通しの集落で、学区が同じなため、
立花のお子さんも、この獅子踊りに参加しているそうです。

獅子踊りと盆踊りには、無病息災や豊年満作の願いが込められています。
お盆の夜、現代の人々の賑やかな光景が、いつまでも続くことを
この地域のご先祖様たちも、きっと願っていることでしょう。

……ということで、次回は、大館の獅子踊りリポートを締めくくる
蛭沢獅子踊り」を報告したいと思います!お楽しみに~!!

Author: | Category:05北秋田エリア, 立花地域


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