5月17日(金)、湯沢市小野地域で、月一開催の「かあちゃん笑店(しょうてん)」が開かれました!

かあちゃん笑店は、4月から12月の第3金曜日に、旧小野小学校の体育館で開催しており、女性有志18人が中心となり活動しています。2018年から活動を開始した笑店のコンセプトは「もうけより笑い声がある店」!
取材班が会場に到着すると、体育館の入り口から、「あら~!久しぶりだこと!」と、来場したお母さんたちの元気な声が聞こえてきました。

かあちゃん笑店は午前9時から午前11時30分までの開催。
午前9時になると、お客さんたちが次々と入場してきます!

自家製のお漬物や、手作りポーチ、新鮮な野菜、旬ものの山菜など、たくさんの商品が並び、お客さんたちの目を楽しませていました!
気さくなお母さんたちとの会話は笑い声が絶えません。

「タラの芽は、天ぷらだけじゃなく、おひたしにしてもおいしいよ。根元に包丁を入れてから茹でると、きれいな緑色になるよ!」など、山菜のおいしい食べ方も教えてもらえます!

  
●にんじん、アジウリの味噌漬け      ●手作りの和風インテリア

  
●アイコ                 ●わらび

こちらは、小野地域の泉沢集落のセリ!雪解けを待ち続けていた、露地栽培のセリなんです!
通常よりも、パリパリッとした食感が特徴なのだとか。
泉沢集落のセリについては、過去のブログをご覧ください(^^♪
【産地直送ブログ】湯沢市小野地域の泉沢集落の「セリ」リポート♪(2016年1月掲載)

お茶っこスペースは、かあちゃん笑店の一番の目玉です。
季節によって、旬の食材を使った料理がふるまわれるのが良いですね♪
今月は、採れたての笹竹の味噌汁と、こごみの白醤油漬けを添えたくるみおこわ。

そのほかにも、マシュマロやコーンフレークを使ったスイーツ、行者ニンニクの醤油漬けなど、お母さんたちが持ち寄った料理がたくさん並びました!

  

この日は、新聞でかあちゃん笑店を知り、初めて来た方も多く、湯沢市内からいらした女性は「知り合いに偶然会ったり、品物がたくさんあったり、楽しい!また来ようと思っています」とコメントしてくれました!
昨年から毎月来ているご夫婦は「その月の旬のものが並んでいるから楽しい。わたしは買い物が好きでね、主人は、料理を楽しみに来ているの!」と、仲睦まじくお茶っこをしていました。

●裁縫が趣味のお母さん(右から2人目)と、その商品を愛用しているお客さんたち

商品を作ったお母さんは「自分が楽しむためだけにやっていた趣味が、こうしていろんな人の目に触れ、気に入ってもらえるのは、やっぱりうれしい」と、話してくれました。

かあちゃん笑店の発起人、高嶋江美子さんは「楽しむにはお腹を満たすのがいちばん!お茶っこをしながら、お客さん同士が会話をして、友達になって、そしてまた、一か月後を楽しみに待っていてくれます」と話し、「スタッフには、自分たちの趣味や特技がお金になる喜びを知ってもらいたかったんです」と話してくれました。

自家製の漬物を販売しているお母さんは「かあちゃん笑店に参加するまで、漬物を販売したことはなかったけど、とても面白くて生きがいに感じる」と話してくれました。

スタッフのお母さんたちは生きがいを、お客さんは交流の楽しみを感じる、パワーあふれる笑店でした!

令和元(2019)年のかあちゃん笑店は
6月21日(金)、7月19日(金)、8月9日(金)、9月19日(木)、10月24日(木)、11月15日(金)、12月20日(金)に開催予定です!
ぜひ、お茶っこを飲みにいらしてみてくださいね♪
アクセス…旧小野小学校体育館(小野地区センター隣)

以上、集落活動コーディネーターが、かあちゃん笑店の様子をお届けしました(^^)/☆