平成31年4月27日(土)に、横手市金沢地域で「かねざわお花見会」が開催されました!
「歴史文化の里づくりをすすめる会」の加賀谷さんより、写真を提供いただきましたので、当日の様子をご紹介します!
横手市金沢地域は、国道13号沿いに位置し、横手市の北部、美郷町仙南地区に隣接する地域です。
「金澤八幡宮奉納梵天」や「金澤八幡宮伝統掛唄」などの伝統行事が今も大切に継承されているほか、金澤朝市、雪まつりなどの新たな活動も積極的に行っています。
今回行われた「かねざわお花見会」も、昨年初めて開催した新たな活動。「金沢生活支援協議隊」を主体として、「歴史文化の里づくりをすすめる会」、「金澤朝市」、「JA秋田ふるさと金沢支店」、「金沢婦人会」、「立花(たちばな)会」など、金沢地域の団体が数多く協賛しています。
昨年は、金沢公園で開催しましたが、今年は荒天が予想されたため、金沢地域の拠点施設「孔城館(こうじょうかん)」の中で行いました。
孔城館周辺や、金沢運動広場の桜は合わせて53本あり、当日は満開を迎えていました。
寒い日でしたが、150人が来場しました!
「金澤朝市」による販売ブースが並び、地域のお菓子屋さん「あん庵」や「谷口菓子店」が、和菓子をはじめとした花見だんごやロールケーキを販売しました。
お茶の先生がたてる本格的な抹茶も楽しめました!
調理室では、立石(たていし)町内の「立花会」が、そば打ちをしていました。
活動は、そば打ちだけでなく、なんと、そばの栽培から行っているそうです!
「立花会」は、旧金沢中学校の同期が中心となり、有志たちが立ち上げた会です。
老人クラブや、町内で行っている夏祭りなどでそばを振舞ったところ、大変好評だったことがきっかけとなり、今回のお花見会でも自慢のそばを振舞いました!
孔城館のホールでは、金沢地域が誇る伝統行事「金澤八幡宮伝統掛唄」が披露されました。
金沢地域に伝わる掛唄は、仙北荷方節の曲に合わせ、対戦相手と交互に即興の歌詞を交換し合い、勝敗を競う行事。
毎年、9月14日の午後9時から、翌15日の午前6時まで、夜通しで行われています。
行事は約400年もの歴史があり、県の「無形民俗文化財」に指定されています。
最初に掛唄を披露したのは、何十年も連続優勝している掛唄名人。
今回は、若者にも掛唄に挑戦してもらいました。
名人からは、若者たちへ「いい声してるなあ!」と激励がありましたよ!
写真を提供してくださった加賀谷さんは、今回のお花見会を振り返り、「集いの場が地域を変える。参加すること、集まることで、地域がつながる。まさにそんなお花見会でした」とコメントしてくださいました!
金沢地域の活動が一堂に会し、その活動を皆で楽しむ、「かねざわお花見会」の様子をお届けしました!