2月28日(水)、由利本荘市・赤田地域の東光館にて、
「GB(じっちゃん・ばっちゃん)ビジネスにこれから参加したい!」という
地域の方々を対象とした、春の山菜出荷に向けた研修会を開催しました。
この日は、GBビジネスで山菜等の共同出荷をしている集落ネットワークの
定例会議と同日開催のため、多くの地域の方々が参加しました。
GBビジネスニューフェイスはコチラの地域!
●浜間口山菜クラブ(男鹿市) ●釜坂集落(大仙市)
●保呂羽地区自治会(横手市) ●山内南地区《南郷・筏集落》(横手市)
講師は「あきた元気ムラ応援団」京北(けいほく)スーパーの岩渕青果課長。
山菜やきのこ等の出荷といった「GBビジネス」の共同出荷について、
継続的にアドバイスをいただいています。
研修の内容ですが、はじめに山菜が首都圏でどのように評価をされているか、
岩渕さんよりお話いただきました。
「この時期になると『まだ(山菜)でてないの?』という問い合わせもあるんですよ」
「生のわらびも初めはなかなか売れなかったけれども、やっぱり味が違う、おいしいと
消費者に浸透していって、今では入荷分は完売するようになりましたよ」
その後、資料をもとに山菜の出荷規格についての説明がありました。
山菜は繊細で成長が早いため、どの程度まで出荷できるかの判断に迷う時もあります。
この位の大きさがベスト、この位ならまあまあ、これは出荷できない、など
皆さんで判断基準を共有して、商品の精度を高めてもらいたいということでした。
続いて、元気ムラ加工商品の紹介。既に商品化をしているものとして、
赤田の加工所で製造した、山菜の水煮や煮物のパックの見本をみてもらいました。
それでは作業体験として、実際のふきのとうを皆さんで選別してみましょう!
・・・の予定でしたが、今年は雪が多くてまだほとんど採れていないとのこと。
そこで、雪をかき分けて何とか用意してもらった貴重なふきのとうを、GBビジネスの
先輩である鮪川(しびかわ)地域と赤田地域のお母さんに、実際にパック詰めしてもらいました。
皆さん、熱心に質問をしたり写真を撮ったりしていましたよ!
最後に、「銀杏」の選別や梱包について、まだ出荷したことがない商品なので
岩渕さんより規格やパック方法などの説明がありました。
地域の方々も話が弾んだようで、和気あいあいとした雰囲気の研修会でしたよ。
以上、お宝ネットひろげ隊のレポートでした!