11月12日(日)、五城目町・馬場目地域の「盆城庵」で「盆城庵秋まつり」が開催されました!
10月30日(月)には、地域の拠点施設「友愛館」に第一学院高等学校の生徒と「清流の会」のメンバーが集まり、「盆城庵秋まつり」のスケジュールや役割分担の打ち合わせや、米の袋詰め作業などが行われました。生徒たちはスタッフの一員となって準備を進めていましたよ!
今回は「盆城庵秋まつり」当日の様子をお届けします♪
★今年度の活動については次のリンクからご覧ください♪
【産地直送ブログ】
今年度も”高校生と地域で創造する「元気ムラ」”が始動! デロ杉流域の草刈りなどのお手伝いをしました! (2017年6月25日)
”高校生と地域で創造する「元気ムラ」”2回目は「あきぎんスタジアム」で出張販売!(2017年9月3日)
3回目の”高校生と地域で創造する「元気ムラ」”は「盆城庵秋祭り」の準備と農作業のお手伝い♪(2017年10月30日)
生徒たちは会場の「盆城庵」に到着すると、各々自分たちの持ち場へ!
「盆城庵秋まつり」に初めて参加する生徒もいましたが、ほとんどが2回目の参加。自分たちの役割を自覚している様子でした。
焼き鳥を焼く手つきも慣れたものです!
お客様に美味しい焼き鳥を提供するため、味見も重要なお仕事。
さて、味付けをした焼き鳥を味見してみると……
「あー、しょっぱい……(汗)」
それを見ていた「清流の会」のお父さんは、「失敗しながら良くなっていくから大丈夫!」との一声。
生徒たちは、何度か味付けを調整し、徐々にコツを掴んでいましたよ!
テントには生徒が描いた値札が。
か、かわいい……(萌)!
こちらは、イワナの塩焼き! 炭火で焼いたイワナは皮がパリパリ、中身はホクホクで最高!
この絶妙な焼き加減を見定めるのは、なかなか難しいですね。
その中で、担当した生徒は「(イワナにまぶした)塩が固まってきたらいいのかな」と頃合いをよく観察していましたよ。
毎年恒例、お母さんたちが切り盛りする「山里市」も人気♪
新鮮な野菜がたくさん並びました! 野菜と一緒に、今年も、清流の森レストラン特製「揚げサンド」がずらり♪
生徒が描いたお店の看板も可愛い~(^^♪
さらに今年は、初めて「ねこばり君」グッズも登場しました!
ねこばり君グッズは、「さと山企画」の小玉公作さんが作りました。
小玉さんは、馬場目地域に移住してきた際、馬場目川上流にある、五城目町屈指のパワースポット「ネコバリ岩」で地域活性化ができないかと、ネコバリ岩のキャラクター「ねこばり君」を通してネコバリ岩を広く周知しようとグッズを作り始めました。
「ねこばる」という言葉は地元で「がんばる」という意味で使われているそうです。
頑張りたい、ここぞというとき、ねこばり君が応援してくれるかもしれませんね!
グッズの詳細などについてはこちらからご覧ください♪ → さと山企画(外部リンク)
盆城庵の中では、たんぽづくりが行われていました!
温かいご飯を押し潰し、串につけていきます。生徒たちも楽しみながら作業をしていて、なんだかいい風景です!
その側では、お母さんたちが鍋のおつゆづくりの真っ最中♪
盆城庵内にお客様が集まり、人星亭気楽駄朗(じんせいていきらくだろう)師匠による「人生漫談」が行われました!
区切る場所を変えると全く違う意味になってしまう言葉など、面白おかしい語り口調で会場を沸かせました!
お昼になり、お客様と一緒にきりたんぽ鍋をいただきます!
大鍋の中で煮え立つきりたんぽ鍋。この様子を見ただけでお腹が空いちゃいますね。
きりたんぽ鍋のほかにも、清流の森レストランの天ぷらやお漬物がずらり。贅沢~!
さて、昼食後は2人の生徒が司会を務め、カラオケ大会が行われました!
カラオケ大会の景品は、毎年豪華なものばかり! 皆さん、こぞって自慢の喉を披露しました♪
可愛らしい2歳の女の子は「てんとう虫のサンバ」を踊り付きで披露♪ 見事、特別賞に輝きましたよ。
「盆城庵秋まつり」のラストは抽選会です!
番号が呼ばれたお客様には新鮮野菜をプレゼントしました♪
後片付けが終わると、スタッフたちで「終わりの会」を行いました。
「清流の会」の金澤会長からは「3年生は最後の盆城庵秋まつりだったが、また来年、遊びに来てほしい。こうして、これから先も繋がっていけたらいいと思う」とコメントがありました。
3年生からは「2年間、ありがとうございました!」と挨拶がありました。
あいにくの天気はありましたが、今年も、たくさんのお客様で賑わいを見せました!
2年目の「盆城庵秋まつり」を経験した生徒たちは、自分たちで考えながら、そして自分自身も楽しみながら参加していましたよ。
生徒たちの成長が感じられる一日でした!
以上、「盆城庵」から集落活動コーディネーターがお届けしました(^^♪
●おまけ
こちらは、今年初めて登場した焼き芋用の圧力鍋!
圧力鍋は使わなくなったガスボンベを加工して手造りされたものです。
鍋の底に石を入れ、その上に芋を載せてじっくり焼き上げます。そうして焼かれた石焼き芋は、しっとりホクホクでおいしい♪
その下にある焚き木は杉の木の丸太に切り込みを入れ、その切り込みに火種を入れたもの。
写真の長さだと、なんと40分も燃え続けるそうですよ!
生活の知恵が活躍する「盆城庵秋まつり」でした♪