7月16日(日)、能代市・檜山地域で「第7回 歴史の里檜山・納豆まつり」が行われました!
檜山地域の納豆まつりは、崇徳館(そうとくかん)が平成23年(2011年)に完成したことをきっかけに、地域の賑わいを作ろうと始められました。
納豆まつりには地元住民や、秋田市からも参加者が見られ、崇徳館は賑わいをみせました!
開会とともに大迫力の音を轟かせたのは「能代べらぼう太鼓」の皆さん。
大人から子供まで、大迫力の演奏を見せてくださいましたよ!
次に地域の伝統芸能「檜山舞(ひやままい)」が披露されました。
「檜山舞」は永禄年間に檜山地域に伝わったとされ、上母体(かみもたい)集落で継承している舞です。
庶民の慰めや、若者のエネルギーの発散のため舞われていたそうです。
披露した演目は「露払い」と「翁舞(おきなまい)」。
露払いは檜山舞の最初に舞われる舞で、舞台を清める意味があります。
采配をふるう仕草があり、その仕草には戦場の武士の姿を彷彿とさせます。
翁舞は翁の面を被り、翁のように腰を曲げて舞われます。
国土安穏や所願成就などを願って舞われるそうです。
ここからは各団体から踊りが披露されます。
新日本舞踊やフラダンスなど、様々な踊りが披露されました!
納豆まつりを始めて以来、毎回参加しているというお母さんも勇壮な踊りを披露!
踊りを楽しんだ後は、「納豆イベント」が行われます。
秋田音頭でもお馴染みの「檜山納豆」に親しむイベントです♪
●当日販売した「檜山納豆(わらづと)」
まず始めの種目は「納豆パック積み競争」!
納豆のパックをテープで留め、そのパックを1分間でどのくらい高く積み上げられるかに挑戦します。
パック積み競争は子供たち限定の競争です♪
檜山地域内にある「崇徳小学校」や、能代市内の小学校の児童たちが参加したほか、東能代幼稚園の園児なども参加しましたよ!
パック積み競争の最高記録は12パックでした♪
次に行われたのは「納豆粒つかみ競争」♪
納豆の粒を1分間で何粒移せるかに挑戦します。こちらの競争は大人も参加することができるので、親子で対決する方々も♪
粘りがあるので苦戦を強いられそうでしたが、最高記録は36粒でしたよ!
納豆パック積み競争と納豆粒つかみ競争は、いずれも参加賞に檜山納豆がもらえました♪
納豆イベントの最後には長~い納豆巻き作りが行われました。
始めにお母さんたちが7m75㎝の納豆巻きを作りました。
この長さは、地域内にある国指定史跡「国清寺跡」の大銀杏の幹回りと同じ長さなのだそうですよ!
さて、一般参加で作る納豆巻きは7m10㎝。なぜこの長さなのでしょうか!
これは子供たちからも「なっとう~!」と声が上がっていましたよ。
お母さんたちに教えてもらいながら、海苔の上にご飯と具材をのせたら……
一斉に巻きます!
7m10㎝の納豆巻き完成です!
さて、お待ちかね。みんなで作った納豆巻きを食べましょう♪
納豆巻きと一緒に「冷やし納豆汁」も振る舞われました!
「長巻きだけでなく、冷たいものでみんなをもてなしたい」というお母さんたちの思いから、今年から初めて、200人分の冷やし汁が用意されました。
また、崇徳館の外には飲食ブースがあり、能代市の常盤地域と鶴形地域が出店していました。
●能代市・常盤地域 石焼き窯のピザ
★納豆ピザ
●能代市・鶴形地域 鶴形そば
★納豆そば
「納豆ピザ」や「納豆そば」など、納豆をメインとしたメニューも出店していました♪
やっぱり納豆は美味しい~(*^O^*)!
納豆尽くしのお祭り「納豆まつり」は、老若男女の笑い声や歓声が飛び交う、賑やかなイベントでした!
以上、能代市・檜山地域から、集落活動コーディネーターがお届けしました♪
●おまけ
納豆まつりのオリジナルキャラクターです!
3年前、能代東中学校の生徒にデザインしてもらい、誕生したキャラクターなんだそうですよ。
ファミリーなのが良いですね~(*´艸`)♪
こちらは納豆キャラ「ひやまつとむ」に扮した「檜山地域まちづくり協議会」の鈴木さん♪
キャラクターも誕生している檜山納豆。地元の皆さんの愛情が伝わってきました!